英国的なオーダースーツがお好きなY様のお仕立て品をご紹介させていただきます。
お選びいただいましたのはウィリアムハルステッドのモヘア混のフレスコ素材。
英国ファン垂涎、ウィリアムハルステッド社の特徴
ウィリアムハルステッドは1875年の創業以来、英国で代々ハルステッド家が経営する伝統的な企業であり、由緒正しい毛織工場(ミル)です。
繊維の宝石と呼ばれるカシミアよりも原毛の繊維の細い「メリノウール・エスコウール」の使用を認められています。こちらは超希少な繊維であり、そのライセンスを持つことも超希少です。
*一般的なカシミアの原毛の細さは14マイクロンで、「メリノウール・エスコウール」は13マイクロン。超繊細な素材なのです。
とにかく仕立て映えがするので、シックな印象を与えてくれますね。
営業マンの方や出張族の方にオススメ、フレスコ素材の特徴とは
フレスコ素材とは、別名ポーラとも呼ばれ、2本以上の糸を強撚糸で撚り合わせた素材です。
2本の糸で撚り合わせた生地は2PLY、3本の糸で撚り合わせた生地は3PLYという生地になります。
ちなみにフレスコという素材は英国のMartin&son(マーチンソン)社の商標となるので、厳密にはハルステッドのフレスコという表現はしませんが、通称でよくそう呼ばれています。シーチキンとツナ缶のような関係ですね笑
ジャリジャリとした独特の風合い、隙間が多いため通気性が良いこと、耐久性やシワにも強い、生地があまり伸びず硬いことなどの特徴があります。
タイトフィッティングでスーツを仕立てると生地の伸びが少ないため着心地が悪く感じてしまうほどですが、独特の生地感や耐久性などメンテナンスの簡易さなどハマってしまう方が多い魅力的な生地です。
フレスコ素材はこんな方にオススメ。ビジネススーツとしてはかなり優秀!
上記で説明させていただきました通り、耐久性、シワになりづらさ、など出張の多いビジネスマンの方や、とにかく忙しい営業マンの方にもおすすめの生地であります。
とあるミルの生地バンチにはアルティメットトラベルスーツという表記もあるほどで、海外で着用の予定がある方にも良いでしょうね。
こちらのフレスコは英国発祥ですが、近年イタリアのミルでも生産され始めていますので注目が高まってきております。イタリア製のフレスコ素材もなかなか独特のムードがありますので、ぜひご覧になって見てくださいね。
大阪・南船場・心斎橋のオーダースーツ店、Zentile(ゼンティーレ)
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オーダープライス
☆オーダースーツ(2P) ¥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ(3P) ¥85,000〜
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