オーダースーツにおいて出来上がりの差となる最も重要な要素とは?
職人の技術?
生地の品質?
いいえ、違います。
職人の技術を最大限に注ぎ込んだフルオーダースーツは、職人の技術がスーツの出来上がりを大きく左右します。しかし、現在特に多く普及しているパターンオーダーとイージーオーダーにおいては、縫製工場の品質と出来上がりの差はほとんど一緒で、またオーダースーツ店が仕入れする生地を扱う生地屋さんほとんど一緒です。
・・・そうなりますと出来上がりの差となる要素は、お客さんと職人さんの間に立つ「フィッター(店員)」の力量で、スーツの出来上がりは大きく違いがでます。
フィッターの力量は、経験×知識×感性×フィッターの価値観
経験とは、様々なお客様の体型を採寸した経験と、特に様々な失敗をしてきた経験がとても重要です。また、様々な生地でスーツの出来上がりを見てきた経験。そして、自身がどのようなファッションやブランドが好きで、今までどのような服を着てきた経緯があるのかです。
知識とは、生地の特性(長所と短所)、デザインとデティールのその意味を知っているか。スーツやファッションの流れとなる歴史。国によって異なるスーツのスタイルの、その背景となる国民性や文化。現在のファッションのトレンドや、様々なライフスタイルの知識が、どれくらいあるのかです。
感性とは、スタイルやコーディネイトの良い悪いを判断できる目とセンスがあるか。また、お客様の魅力をとらえて引き出しスーツに落とし込める、対人と対物のセンスが必要です。
最後にフィッターの価値観は本当に様々で、この価値観はお客様のスーツの個性につながるかと思います。
Zentileのフィッターたちの価値観
「個人個人のお客様の一着一着を、格好良く仕立てる事を第一として、常に新しい事に挑戦する。」
ゼロから型紙を起こし仮縫いをする、手間と時間とコストのかかるフルオーダーでも、廉価な有り型を利用する手間と時間とコストを逆にかけないパターンオーダーでも、どんな有名な高級なブランドでも、全く知名度のないメーカーの洋服でも何でも良いのですが、結局は出来上がりが格好良くないと、その方に似合ってないと本当に意味がありません。全く価値がないもだと考えております。
「外見を戦略的にコントロールすること。」
TPOに合った紳士服のルールと流行のファッションスタイルが常に存在して、そこにお客様の顔付や身体の体型などの外見、想い・考え方・性格・ライフスタイルなどの内面とが、スーツに合わさりその方の印象となります。細かくヒアリングして、お客様が相手に見せたい外見の印象を、戦略的にコントロールして表現します。
お客様がスーツを着用されて、ご自身で出来上がりに満足することもありますが、最終的にはその周りの方からの、評価を受けて満足されるものだと思います。
装いやファッションは、本来はもっともっと楽しい事と同時に、個人個人が成果を出すための重要な要素の一つでもあります。ですので人々の生活をより豊かに充実させる為に、装う事を軽視したり決して簡単にあきらめてはいけません。
「装いやファッションが、今失いかけてる楽しさや、本来持っているチカラを取り戻し証明すること。」
自身の信念を持って装う本当に格好良い大人を、一人でも多くここに呼び戻す。
本当のオーダースーツと新しい装いに挑戦する。
その結果、紳士服業界の発展に尽力し、業界に従事する人たちとお客様を幸せにする集団を目指します。
「理想のフィッティングを目指して」
身体に合ったスーツをご提供するだけでなく、お客様のお好みやライフスタイルに寄り添った一着をお仕立てすることを心がけております。
カウンセリング〜フィッティングの工程で、お仕事だけでなく、プライベートなお話もお聞かせいただきながら、より良いオーダーに近づけていきます。
大阪・南船場・心斎橋のオーダースーツ店、Zentile(ゼンティーレ)
ご予約・お問合せはお電話またはメールでお承りしております。
OPEN:11:00〜19:00 (ご予約優先制)
CLOSE:2018年6、7月は無休となっております。
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オーダープライス
☆オーダースーツ(2P) ¥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ(3P) ¥85,000〜
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現在の納期 30日〜(繁忙期や生地の仕入れにより前後がございます。また、お急ぎの方はご相談ください)